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9月24日 山東維坊に世界各国からの凧を集め 青空パーティーを開催へ

 「雲門醤酒杯」第39回維坊国際凧大会は2022年9月24日(土)に山東維坊浜海国際凧揚げ場で開幕。今回の維坊国際凧大会のテーマは「凧が雲と共に飛翔、一緒に未来へ」である。中国各地からの凧選手団は維坊に「雲集」し、一緒に夢を飛ばし、また、50ヶ以上の国及び地域からの凧選手団は「クラウド凧大会」に出場する。

 維坊は「維都」、「鳶都」とも呼ばれ、凧づくりの歴史が長く、工芸が優れ、全世界における凧の発祥地とされており、「世界凧の都」と呼ばれている。国際凧連合会の本部が維坊に置かれており、現在の加盟国(地域)は68カ国である。2006年5月、維坊凧は中国の第1陣国家級無形文化遺産リストに収録された。

 第39回維坊国際凧大会は、国際凧連合会、中国凧協会、維坊市政府などの共催下で、9月24日~10月5日の間に開催する予定である(コロナ影響に応じ調整可能)。

9月24日 山東維坊に世界各国からの凧を集め 青空パーティーを開催へ

 今回の維坊国際凧大会はテーマ類、経済貿易類、文体類の3種類に分けられ、イベント内容20項以上である。

 そのうちテーマ類には、第39回維坊国際凧大会「クラウド凧大会」、第39回維坊国際凧大会開幕式、第18回世界凧選手権大会、維坊凧コンテスト、在維坊留学生向け維坊国際凧感知会、第17回維坊都市部小中学生凧祭りと言った6つのイベントが含まれる。

 経済貿易イベントには、2022年外交使節並びに国際友好都市市長維坊ツアー、第39回維坊国際凧大会重点協力プロジェクト集中契約調印式、黄河流域博物館高質発展発展フォーラム、世界創意都市創意成果交流シェア会、「沃耕斉魯円夢吾郷」台湾系企業農村振興テーマ交流キャンプイベント並びに第11回海峡両岸レジャー観光農業交流会と言った5つのイベントが含まれる。

 文体イベントには、2022維坊凧音楽祭、「飛ぼう」凧テーマ付きオリジナルソング特別公演、「飛天夢」ワールドカップ青少年絵画コンテスト優秀作品展並びに「画説き凧」油絵展、第3回「手工芸・民間芸術の都」凧文化創意作品展、第15回海峡両岸凧文化交流イベント、「千里ゆかり一線結び付け」維坊国際凧大会などと言った10のイベントが含まれる。

 世界範囲で依然としてコロナが猛威を振るっているため、多くの国の競技チームが大会現場に出場できない。組織委員会は「クラウド凧大会」を開催、国際凧連合会メンバー国の凧団体や機構を組織し、凧揚げイベントを開催、ビデオ形式で互いに凧揚げの様子を見せ合い、凧を媒介として理解を増進、友情を深め、文化を交流する。

また、組織委員会は在維坊大学の外国人留学生に凧大会に参加して貰い、スマホを介してそれぞれ各自の国に維坊凧大会の盛況を伝えるほか、留学生たちは、1万人による平和の鳩飛ばしイベントにも参加する予定である。

2022年外交使節並びに国際友好都市市長維坊ツアーは、一部の国の中国駐在使節、商工業協会と企業関係者約30名を凧大会開幕式に招待し、実務的な交流、緊密連携を推進し、維坊の現代化高質な都市イメージと投資環境を示す。

 維坊凧の源は魯国大思想家の墨翟が作った初の「木鳶」にまでさかのぼることができ、今まで2000年余りの歴史がある。開会式では、凧の歴史的文化やジャンル流派を示す大型凧テーマ付きファッションショー(ダンス)を開催し、同時に、国家級無形文化遺産の出演を織り交ぜ、無形文化の魅力を満喫させていただく予定。

 第39回維坊国際凧大会の歩みが近づくにつれ、今年の国際凧会のマスコット「飛侠」Fleroも登場した。今年の飛侠は青白入れ違いの模様付き宇宙服を着て、「龍頭ムカデ」形の帽子を冠り、好奇心に満ちた大きな目をし、維坊年画赤ちゃんらしき顔をしている。第37回維坊国際凧大会以来、活力・自信・力に満ちた飛侠のイメージが人々の心に染み渡ってきた。

 凧を媒介とし、凧文化を牽引役に、凧祭りをきっかけとした協力のもと、維坊国際凧大会の国際化程度はますます高くなり、包容性はますます広くなっている。また、創り出した経済効果と社会効果はますます大きくなっている。ここ数年、維坊凧の輸出額は年間約10%増のペースで堅調な成長を続け、輸出量は世界1位に躍り出ている。凧は、維坊が海外に進出し、世界に向かう金文字名刺になっている。(終り)

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